
現地調査や科学実験、シミュレーションを駆使して歴史に挑むNHK総合の歴史番組「歴史探偵」にて、古代の伝達方法である「烽火(のろし)」リレーの再現実験が明神山山頂で行われました。
飛鳥時代、中国・朝鮮半島からの侵攻を恐れた日本は、九州から瀬戸内海をつうじて飛鳥に至る烽火(のろし)ルートが整備されました。
明神山は、標高が273.6mと低い山でありながら、明石海峡と飛鳥の双方が眺望できることから、その烽火ルートに関係していたのではないかといわれています。
大阪の松原市から明神山山頂、葛城市しあわせの森公園を経由し、烽火のリレーは畝傍山付近で待機する探偵に届くのか!
ぜひ番組をご覧ください。
■番組名 歴史探偵「大化改新」
■放送局 NHK総合
■日時 9月3日(水曜) 22時~22時45分
※再放送は、9月9日(火曜) 23時50分~0時50分を予定
■番組情報
皇族・中大兄皇子が豪族・蘇我入鹿を打倒した事件として知られる「大化改新」。しかし、「大化改新」は単なる事件ではなく、日本という国の在り方を定めた一大改革でもあった。今回はそんな「大化改新」を徹底調査。NHK大阪放送局の地下に眠る遺跡や飛鳥時代から受け継がれる一風変わった風習の調査、さらには中大兄皇子によって設置された防衛システムの実験などを通して、古代の大改革「大化改新」の実像に迫る。